利尻島リベンジの旅〜札幌丘珠空港から利尻へ〜

2017年06月16日〜2017年06月18日

昨年に引き続き、2度目の利尻島です。
私はこの日のために、
高円寺にある氷川神社境内の気象神社にお参りまでしてきました。
「お願いします。せめて、雨は、雨だけはやめてください」と。

2016年9月6日、私は利尻島で50年に一度の大雨を経験した時から、
どうやら、雨運が強くなっているようです。

さて、今回はHAC(北海道エアシステム)を利用し、札幌丘珠空港から利尻空港へ行きます。
飛行機のチケットを予約してからわかったのですが、
6月からANAの季節便で、新千歳空港から利尻空港までの直行便が運行されていました。
関東方面から旅行をされる方は、航路でアクセスされることも計画されてみてはいかがでしょうか。
※当記事に掲載している写真のほとんどがiPhoneのため、写真サイズをいつもより小さくしております。

丘珠空港はこんな場所

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父と母に見送られ、出発です。
こんなところで写真取ってあげると母。意外とここの場所は撮影スポットのようです。
もう少しカメラを右に移動すると、「札幌丘珠空港」と文字が入りそうです。

札幌丘珠空港は、札幌駅から多少は離れていますが、交通の便はそれほど難しくないです。
便数や行き先は限られていますが、道内の移動では便利な場合もあります。
新千歳空港から比べると、小さな空港ですが、ローカル感のある空港です。

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搭乗口も売店も1つ。とてもコンパクトです。
母が売店に入って思い出したそうですが、
私が小さかった頃、母と叔母が利尻島へ旅行した時のこと、
「見送りの時に、あんたが泣きわめいてるの、ここに来て思い出したわ〜」と。
本当に丘珠空港から行ったのかと母に聞くと、
確実に利用したかどうか忘れてしまったみたいです。
数十年以上も前の旅行をこの場所に来て思い出したのが、
旅の思い出ではなく、泣きわめいていた私だったということ。
小さい子供を置いてまで旅行に行く母と、泣きわめいて見送るその子供。
周りの人から見ると、どういう風に見られていたのでしょう。
母が本当に丘珠空港から向かったのか、札幌駅から向かったのか謎に包まれていますけれど……。
複雑な心境ですが、もう過去の話です。
今に切り替えましょう。

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札幌のいま・むかしのパネルコーナーがありました。
もっと早めに到着して、じっくりみたかったです。

写真は撮りませんでしたが、食堂もありました。

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搭乗時間まで時間があったので、屋上に行ってみることに。
利尻行きの飛行機は、あの小さなプロペラ機のようです。
滑走路の隣では、自衛隊ヘリのホバリング訓練をしていました。
もともと、自衛隊の飛行場でしたが、後から民間の飛行機の利用ができたそうです。

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そして反対側の隣には、ゴールドの機体がありました。
こちらも後日調べると、FDA(Fuji Dream Airline)。行き先は富士静岡空港。
お恥ずかしい事に、初めて富士静岡空港を知りました。
富士山にほど近い空港。飛行機は利用しなくとも、一度は訪れてみたいです。
※2017年10月29日〜2018年3月24日は丘珠-富士静岡間運休だそうです。
期間運行なのでしょうか?

いよいよ出発利尻島へ!

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さて、定刻より15分ほどの遅れで、待ちに待った搭乗です。
可愛らしい、クマの足跡!
前の写真をみて気が付いたのですが、
この足跡マークは歩道のようです。

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乗客36席。ほぼ満席です。
私がいつもは利用するのはジャンボ機がほとんどなので、
この手の機体は団体旅行をしている気分でした。
座席は革張り。かなり年季が入っている感じでした。
正直なところ、身長が低いためか(足が短い…)、微妙に足が浮いてしまい、
お尻が滑るので、始終腰が痛く、座布団が欲しいところでした。

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離陸後の風景。天候も良く、畑が見えて来ました。
遠くにも小高い丘が見えます。

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大きな川は真勲別(マクンベツ)川です。
写真には撮れませんでしたが、写真左下側にはマクンベツ湿原があります。
そういえば、ブラタモリで札幌は湿地帯だったと言っていたなぁと思い出しました。
こうして旅を思い出し、調べながらブログを書くと、
今まで知らなかったことを沢山知ることができて楽しいです。

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道北方面までやって来ました。やはり飛行機は早い!
風車がたくさん並んでいるので、これは羽幌町へと続くオロロンラインです。
昨年は天売島に行ったなぁと思い出せるのも、陸路でバス旅をしたからこそ。
陸と空の旅を両方楽しめる場所は、数少ないかと思います。
地形を俯瞰して楽しむのも、空旅の醍醐味だと、私は思います。
※残念ながら天売島と焼尻島は私の座席(右側)からは見れませんでした。

こんな調子で、離陸からiPhoneで写真ばかり撮っていたので、
隣の席に座っていた地元人らしきお兄さんは、私のことを変人と思っていたかもしれません。
ですが、そんなこと当時は全く気にせず、
滅多にない好天の旅を楽しんでいました。

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空からの利尻島を期待していたのですが、
私は右座席だったため、見ることも写真に収めるのもできず……。

あっという間に、礼文島が見えて来ました。
ということは……いよいよ……利尻島に到着です!

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なんと見頃な利尻山!
機内から見た利尻山は今でも思い出すと感動ものです。
気がつくと、機内の乗客はほぼ全員利尻山を見ていました。
やはり、晴れ晴れとした風景は、どの人が見ても、魅了されるものなのだと思いました。

到着口には、昨年に続き今回もお世話になる宿、
「うみねこゲストハウス」のかなこさんと番頭さんがお迎えに来てくださいました。

「ほんっっとーーに!晴れて良かったですね!」と、かなこさん。
昨年の大雨を体験したからこそ、言葉に感情が伝わって来ました。
私も本当に晴れて良かったと思います。

さてさて、利尻島リベンジの旅。
好天に恵まれ、出だしは良い感じ……(?)のはずです。

続きはまた後日に。