2017年06月16日〜2017年06月18日
2017年06月16日(金)
晴れ晴れとした天気の中、利尻空港から移動です。
うみねこゲストハウスのかなこさんが運転する車からは、
見頃前のエゾカンゾウが、ところどころ見ることができました。
宿に到着後、かなこさんや宿泊されるゲストのみなさんと談話した後、
早速近くを散策しに行ってきました。
油断禁物、利尻の天気
うみねこゲストハウスからの利尻山。ほんの数分前は雲がかかっていました。
夕日ヶ丘展望台まで自転車を走らせます。
※うみねこゲストハウスでは、買い物程度の距離ですと無料でレンタルできます。
昨年夕食をした「魚勝」という居酒屋さんは、道路の拡張工事のため閉店となっていました。
少々寂しい感じがします……。
途中にスーパー「かんださんの店」があったので入ってみます。
魚は稚内産が多いと思いきや、外国産が多いです。
野菜、肉、米など、規模は小さいですが、必要な食料品は揃っています。
閉店時間が早いという事前情報を入手済みでしたので、
ついでに明日の朝ごはんも買っておくことにします。
※ちなみに「かんださんのお店」は18時に閉店。島の営業時間は短い！
電動自転車を走らせること20分ほどで、夕日ヶ丘展望台に到着です。
夕日には早い時間ですが、どんな景色なのでしょうか。
期待しながら展望台を上ってみます。
利尻山がとても近い！
おや……なんだか、とても怪しげな霧……。
少ないですが、エゾカンゾウが咲いてます。
写真がボケているわけではありません。
もちろん、作り話でもありません……。
辺り一面、霧に包まれてしまいました。
展望台の頂上は途中で諦めて、霧が広がる中、
先の見えない階段を１歩ずつ降ります。
つい数分前はあんなに良いお天気だったのに……。
泣きそうな気持ちを抑えて、夕日ヶ丘展望台の目の前にある、
「ギャラリーカフェ サンセットヒルズ」さんに駆け込みます。
入店すると、マスターの松井さんが対応してくださいます。
靴を脱ぎ、スリッパに履き替えての入店。
早速コーヒーを注文し、待っている間に、壁一面に飾られている写真をみていました。
松井さんは、利尻島の自然写真を撮られています。
多くを語る方ではないのですが、とても優しい口調の方です。
季節の風景や利尻島に咲く花のお話を聞かせていただきました。
素敵なフォトアルバムも見せていただき、とても思い出に残った時間でした。
まさかここで再会するとは！懐かしい食材を存分に堪能
夕食は、「たにかわ庵」さんでいただくことにします。
ちょうど滞在期間に、うみねこゲストハウスの宿泊者限定メニューがいただけるということで、
事前に予約をしていました。
以下、メニューです(うみねこゲストハウスさんFBより一部拝借)
【うみねこ定食】
・利尻産 鮭のムニエル～山わさびクリームソース
・魚の三平汁(あら汁)
・なまこの酢の物
・香の物
・ご飯
税込1,200円です。
既に、食事はテーブルに出されていました。
鮭のムニエルは少々冷めていましたが、
どれもとても美味しくいただきました。
私の実家では、三平汁は父が作る男料理なので、
個人的に荒々しい豪快なものをイメージしていたのですが、
女性でも完食できるくらいの量で、私にはちょうど良かったです。
メニュー中に、私がとても懐かしく感じた食材があります。
それは、「なまこの酢漬」。
北海道の人なら、お馴染みの食材ですね(だと私は思っています)。
まさか、利尻島で出会う(再会)なんて、思いもよりませんでした。
数年ぶり？いえ、十数年ぶり？の「なまこの酢漬」。
コリコリとした食感は、子供の頃に食べた記憶を蘇らせてくれます。
日本酒好きであれば、ここは是非、お酒の肴としてご賞味いただきたいです。
うみねこ定食、完食〜！お腹いっぱい！美味しかったです！
タイミングが合えば、宿で島トークが聞けます
宿に戻り、
その日に宿泊されたゲストの方々と、明日のプランを考えながら色々とお話をしました。
翌日は自転車で島１周を計画していたので、
前日に１周されたゲストさんにサイクリングルートを伺ったり、
8月に開催される、利尻島ふれあいサイクリングの下見で来られていたゲストさん親子のお話を伺ったり、
島に到着してから1日も経っていないのに、楽しい会話が弾みます。
21時からは、スタッフのトールさんからの利尻島のお話。
「ウミネコ」と「オオセグロカモメ」の見分け方、
島の海水浴のお話など、
今まで知らなかった利尻情報が聞けて、とても楽しかったです。
中でも、宿の名前の由来をトールさんから直接聞けたのが印象的でした。
（由来はどんな内容なのかは、宿に泊まった人のお楽しみ。）
天候が変わりやすい利尻島。
夕方はまさかの霧となってしまいましたが、
トールさん曰く、(利尻山を中心に)右と左では全く天気が違うとのこと。
どうか滞在中は良い天気でいてほしいと切実に思いました。
翌日からのお話は次回に続きます。
うみねこゲストハウスHP：https://www.rishiriumineko.com/