無謀な小豆島の旅(最終回)〜特別編:小豆島和太鼓チーム「橄欖」と阿波踊りエンタメ集団「寶船」〜

2016年11月3日(木・祝)

※これまでのお話はこちらになります。
(1)小豆島に着くまではこちら
(2)エンジェルロードとコーヒーショップワールドはこちら
(3)迷路のまちはこちら
(4)手延べ麺とオリーブ公園とマルキン醤油はこちら

無謀な小豆島の旅ブログはこれで最終回となります。
最初で最後になるであろう小豆島日帰りの旅。
振り返ると、よくぞ仕事終わってから小豆島まで勢いで行けたなぁと、
ブログを書きながら思い出に浸っています。
旅の締めくくりは、今回の旅の目的である、
和太鼓と阿波踊りのイベントです。

マルキン醤油記念館から左手に海を見ながら「ふるさと村」へ移動です。
対岸には当日行けなかった二十四の瞳映画村がある田浦が見えます。
余裕があればオリーブ・ナビ桟橋から渡し船で映画村に行きたかったのですが、
残念なことに11/3は運休でした。
(2017年の予定も見ましたが、この11/3は運休しているようです)

クールな和太鼓チーム「橄欖」KANRAN

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ふるさと村マップ。
広い敷地には様々なアクティビティができる施設があります。
今回向かう先はイベント広場となります。

当日は肌寒い中、お客の入りは15人前後でしたでしょうか。
広いイベント広場での開催は、ちょっぴり寂しい感じとなってしまいましたが、
イベントが始まるとパフォーマーさん達の熱い気合いを感じます!

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小豆島で活動する和太鼓の集団「橄欖」KANRAN。
屋外の演奏でしたが、和太鼓の音が大きく体に響きました。
黒衣装を身にまとい、クールに和太鼓を叩く姿。
和太鼓のイメージがガラリと変りました。
観客とともに手拍子を取り入れたパフォーマンスも面白かったです。
ただ演奏するだけでなく、見てる側も一緒に楽しむ和太鼓演奏でした。

ただの阿波踊りじゃないです。パフォーマンス集団「寶船」。

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いかがでしょう。エンターテインメント感を感じていただけましたでしょうか?
私の写真ではなかなか躍動感が表現できず、動画にすればよかったと反省しています。
写真も所々ピントがずれていますし…。

寶船の主要メンバーに3兄妹がいらっしゃるのですが、ご家族が阿波踊り一家なのです。
※詳細は寶船HPに記載されています。http://takarabune.org/

パフォーマンス中は阿波踊りのフォームを詳しく紹介したり、
小芝居を間に入れたり、寶船の金髪の方の子供時代の紹介があったり…。
観客も一緒に楽しめる、エンターテインメント集団なのです。

イベントの最後には、全員で輪になって阿波踊りを踊ました。
子供達もお父さんお母さんも、その場で出会った人達みんなで踊ったのは良い旅の思い出です。

寶船主要メンバーの女性は高円寺の阿波踊りに関係していたそうで、
私が高円寺在住ですとお話しすると、本家徳島の阿波踊りについて色々とお話してくださいました。

高円寺の阿波踊りは、町のイベントとしての踊りとなっているので、
大きなステージや会場で毎年盛り上がっています。
私は高円寺の阿波踊りを一度見に行きましたが、
踊りをまともに見れないほどの混雑ぶりで、
それ以降は見たことがないのです。近所に住んでいるのに……

徳島の阿波踊りは、イベントというよりも、地域で楽しく阿波踊りをするので、
高円寺のかっちりしたお祭りとは別物とのこと。
まさに住民が楽しむ地域のお祭りで、小さな集団であちらこちらで踊っているのだそう。
徳島の阿波踊りも高円寺と全然違うので、ぜひ見にきてくださいとおっしゃっていました。
もちろん、イベントらしいイベントはお盆の時期に開催されます。大小様々な種類のイベントがあるようです。

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イベント会場からの途中、なぜかほっとする、島風景を見ました。
きっと、小豆島ゆかりの映画や小説を予習しておくと、
もっと心惹かれる景色だったのかなとも思いました。

次回の楽しみを残しつつ、爆睡の帰路へ

小豆島観光を共にした村田さんに池田港まで送っていただき、弾丸小豆島日帰り旅は終了です。

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キリンが可愛い小豆島国際フェリー。この他にパンダバージョンがあります。
※小豆島へのアクセスで、フェリー会社が複数あるのに驚きでした。

こちらのフェリーで高松まで向かいます。
一気に気が抜けたのか、乗船した数分後には爆睡でした。
高松→岡山→東京と無事に帰ったのですが、岡山からの新幹線乗車中の記憶がほとんどありません。
東京に着いてからも、目を開けるのがやっとで…。
とにかく無事に帰宅した時には精神的に安心しました。

旅を振り返ってみると、
島の半分も観ていない旅でした。
千枚田や寒霞渓、大阪城に使われた小豆島石の丁場など、
まだまだ観ていない名所がたくさんありました。
小豆島は「小豆の島」とも読めますが、陸に比敵するくらいの島です。
旅をする場合はやはり宿泊込みで訪れることをお勧めします。

【ここで、旅の思い出に買ったお土産を紹介します。】

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池田港で買ったお土産。金両醤油の醤油とガーリック油の小瓶。
料理に使うとあっという間になくなりました。
特にだし醤油はTKG(卵かけご飯)にぴったりな味です。
ネットでも購入できます。

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エンジェルロードのお土産やさんで購入した生のり。
お昼のおにぎりの具として連日食べ続けました。
こちらもあっという間に完食。

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池田港で購入した森國酒造の純米吟醸酒ふわふわ。
写真を撮り忘れましたが、升もついていて可愛らしいお酒の小瓶。
このくらいの小さめサイズですと、少量で複数のお土産を購入できます。
大きい荷物にならず、小旅行にはとても嬉しいです。

最後に。
旅を共にご一緒させていただいた皆様。本当にありがとうございました!
次回はゆっくりじっくりの旅で再訪いたします…。