2016年3月18日(金)~21日(日)、
北海道の帰省も兼ねて、念願のスノーシュー体験をしてきました。
この時期の天売島は雪も解け始めており、
道路が見えているところもありました。
早速スノーシュー体験のレポートです!
目次
▼旅のメインイベント、スタート!
▼天売島にゲストハウスオープン!
旅のメインイベント、スタート!
ツアーガイドの宇佐美さんにスタート地点まで車で送っていただきました。
冬の間は通行止めとなっている道。
ここから先がツアーの出発地点となります。
写真はスノーシュー装着後。
それだけでもテンション上がります!
スタートから間もなく、海の宇宙館(バックヤード側)が見えてきました。
来島した時は冬季閉館中でして、
海鳥の情報満載とのこと。
島を見て回る前に行っておいたほうが良いと、
数々のネット情報に書かれていました。
次回はぜひ開館時期に行ってみたいです。
夏場は海の宇宙館の裏の敷地でキャンプができるそうです。
宇佐美さんはこちらのキャンプ場の準備にも関わっています。
港が見える展望台から。「冬の日本海」って感じです。
漁師さん専用の港と、
ターミナル(赤い屋根の建物)側はフェリー乗り場。
ご覧のとおり、台座です。愛鳥の碑と書いてあります。
人+鳥のコラボオブジェがあったようですが、
強風のため撤去されたようです。
台座の近くには
海の事故で亡くなった方々の慰霊碑がありました。
海に出るということは命がけのことです。
島に来られたのも、安全な状況であったからこそ。
こんなところに川!?
いえいえ、違います。
雪解けの水が川のように流れているのです。
時期が早かったら、この光景は見れなかったかもしれません。
そう思うと、このタイミングで来れてよかったなと思いました。
今回のツアーは夏場に立ち入ることのできないエリアを歩きました。
そんな中、宇佐美さんが見つけてくださったのが、
こちら、「ウバユリ」です。
後から調べたのですが、
北海道や本州中部地方以北に咲くのがオオウバユリだそうです。
関東以西に咲くのがウバユリとのこと。
6年~8年かけて一回だけ花を咲かせます。
これから種となり、その種が風に飛ばされ違う場所で根付きます。
一生に一度の開花。花を咲かせたら一生が終わります。
開花の時期、人知れずここで花を咲かせていたことでしょう。
そう思うと、このタイミングで出会えたことはとても嬉しく思えました。
枯れた植物を見たというより、
新たな一生のスタート地点に出会えたという感じがしました。
ウバユリから生きることの意味を教わった気がします。
人も植物も自然も、こうやってじっくり時間をかけて続いてゆくのだと。
宇佐美さんにご協力いただき、ツアー中の風景写真です。
雪が残っていたり、土が見えていたり。
途中、高低差のあるところを上がったり、
ちょっとした山登りの感じでした。
キツツキが彫った穴。
アカゲラとクマゲラで彫った穴の形が違うようです。
写真を見たところ四角っぽい。
おそらく、クマゲラかな??
観音岬(かんのんざき)展望台に到着!
見晴らしが良いです!
本当、お天気が良ければなぁ…
展望台から見たハートの崩。
意外とくっきり見えます。
夏場は緑に覆われた断崖絶壁となるそうです。
ということは、ここも期間限定の景色!
こういうオフな景色も良いですね。
坂が多い天売島。
ここを自転車で下るとスリル満点間違いなしです。
スタート地点に戻り、
あっという間のスノーシューツアーでした。
初めての天売島が冬の時期で本当に良かったなぁと。
ツアー中に出会った「自然」に教えられたこと、
予想もしていなかった発見も出来、良い思い出になりました。
また次も天売島に来てみたい!というお楽しみも残しつつ。
天売島にゲストハウスオープン!
さて、地域おこし協力隊をされている宇佐美さんは、
今年の夏で任期終了とのこと。
終了後も島に残って、空き家を改修し、ゲストハウスを運営されるとのこと!
スノーシューが終わって、改修中のゲストハウスに案内していただきました。
こちらのスペースは、漁具置き場だったそうです。
今置いてあるものを整理して、ここにカフェを併設する予定とのこと。
天売島に何度か旅をされた宇佐美さん。
ウトウの帰巣する姿に感動して、この島に来られたそうです。
地域おこし協力隊を終えた後も天売島に残ると決意されたお話を聞き、
何か強いパワーをいただきました。
◆後日◆
宇佐美さんからお天気の良い時の素晴らしい写真を送っていただきました。
目が覚めるほどの見事な利尻富士!
百名山でもある利尻富士。いつか登ってみたいなぁ~!
素敵な写真をありがとうございました!
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