2015/08/25
前回から引き続き、キラコタン岬のトレッキングです。
写真ではわかりにくいですが、
前方には建物らしき物がみえます。
実際に釧路湿原を見るのは初めて。
私が道民の時、
釧路湿原がラムサール条約に登録された時は
地元のニュースで連日放送されていた記憶があります。
日本で最初のラムサール条約湿地帯とのこと。
お恥ずかしい、、今頃になって知りました。。
ここから見える釧路湿原は
人間が立ち入ることのできない、神聖なエリアです。
スコープで観察中、何か草陰に動くものを発見した模様。
エゾシカ(オス)です。
何をしているのでしょ。
もっとアップでみてみましょう。
角だけ。
こちらのエゾシカは、結局最後まで全身を見せてくれませんでした。
いろいろなサイトを拝見すると、
エゾシカが川を歩いていたり、
タンチョウが来たりしているようです。
自然動物に出会えることすらラッキーなのに、
こちらのリクエストに応えるなんてよほど運が良いとしか言えません。
ちょっとだけでも姿をせみてくれて良かったです。
今回のキラコタン岬トレッキングで目撃した動物は、
・カワセミ(ほんの一瞬!)
・エゾシカ(オス)
・ヒグマのフン
・キツネの毛
ヒッコリーウィンドの安藤さんのお話によると、
早朝と夕方にヒグマのお手洗い場所に行くと出会えるよとのこと。
会いたいような、会いたくないような。。
本来ヒグマは人を襲わない動物ですが、
本当に森の中で出会うと何の対処もできないのだろうなと。。
私が小学生の頃、
ヒグマに出会ったら木に登れと学校で教わったのですから。
※私は幼少時、苫小牧市に住んでおり、
近くに北大の演習林がありました。もちろんそこは遊び場でした。
ヒグマやエゾシカ、モグラや蛇など。
人と自然界の境目といえる場所に住んでいました。
時々小学校でヒグマの目撃情報が先生より告げられることもしばしば。。
キラコタン岬は許可なしでは入ることのできないエリアです。
もちろんこの場所を熟知したガイドが一緒でなければ行けません。
人間が数時間お邪魔するといえども、
動物の生態や自然環境のことを熟知していないと、
動物に出会った時の対処や
環境破壊につながるような行為を無意識にする恐れがあります。
動物や草花や木、
これらを守ることによって
人間は生かされているのだと感じました。