猫の島へ。宮城県田代島の旅(2)〜島のカフェでのんびりと〜

2017年9月7日(木)

遅めの夏休みを利用して、
以前から行ってみたかった宮城県にある田代島へ行ってきました。
近年では、猫の島で有名となっている島のひとつです。

今回は、前回からの引き続きです。

元郵便局の島カフェ。田代の歴史も公開してます、クロネコ堂。


ずっと行ってみたかったクロネコ堂さん。

元郵便局であった建物がカフェとなっています。
Twitterで現地の情報を色々みさせていただいていたので、
念願叶っての訪問です。
※平日はお休みの場合もありますので、
来島の際はクロネコ堂さんのツイッターサイトをご覧ください。

「こんにちはー」と店内に入ると、
懐かしさを感じる空間と島の歴史を感じる物が展示されいます。
店内には穏やかな店主さんがいらっしゃいました。


文庫本が置いてあったり、


以前郵便局であったことを証明する、看板が飾られています。
昭和を感じる懐かしい扇風機も。
昔の田代島の写真が壁に張られていたりと、
モノクロの写真をみながら田代島の歴史を知ることができます。


細かいところにも猫。


ソファ席から。


帰りのフェリー時刻をお忘れなく。


素敵な方位磁石!

島を散策してきたので、少々疲れてしまいました。
お茶を注文して、しばし店内で休憩することに。
写真はあえて撮りませんでしたが、
ソファ席の壁一面には、田代島の歴史を振り返る数々のモノクロ写真!
かつての島は人々で賑わっているものばかりです。

昔は島のお祭りがありましたが、
島民が少なくなった現在、田代島ではお祭りは行なっておりません。

ひとつひとつ写真や当時の情報を見ると、
昔島内で海賊事件があったというショッキングな記事が。
昔の事件とは言え、今は平和な田代島でこういう事件があったことは、
クロネコ堂さんを訪れるまで知らなかったです。

この日は平日ということもあって、
お店に来る方は数人でした。
その間、店主さんと島の話や猫の話、
毎日撮影しているという島内の猫写真、
また、島を訪れたお客さんからの猫フォトブックもみさせていただきました。

しかもフォトブックはお客さんが再訪して手渡しでくださったそうです!
本当に猫好きな方々が田代島を訪れているのだなと思いました。


カフェの中から。外は晴れる気配は全くなく……。
お腹も空いてきたので、ご飯を注文します。

「うわぁ!かわいいっ!!」
反応が年甲斐もなく女子になってしまいました……。
クロネコ堂さんに来たからには、ぜひ猫カレーを!
島の思い出になります。
※カレーは期間限定メニュー(7月から12月予定)です。

 


すっかり店主さんと話し込んでしまい、
外に出ようとしたのですが、だんだん雲行きが怪しくなって来ました。
結局、フェリー出発の1時間前まで、
お店でゆっくりさせていただきました。

 

クロネコ堂の店主さんからの提供写真です。
思わず顔がほころんでしまう、作家さんたちの猫グッズ!
どれも旅の思い出になるアイテムばかりです。
私はブックカバーと手ぬぐいとクリアファイルを購入しました。
後日判明したのですが、
なんとクロネコ堂さんでポストカードを販売している作家さんが、
TryTripJapanがいつも旅のお話会でお世話になっている、
東高円寺のカフェイココチで、
猫ポストカードを以前販売されていました。
なんという、日本の狭さっ(笑)!

イココチのマスターは、
「東高円寺でさえあまりお客が来ない場所なのに、
田代島とたっきーさんと東高円寺が繋がるって、かなりレアだよ!」と。

ただのひとり旅好きがこうして自分の好きなモノやコトで繋がると、
本当に嬉しい限りです。


平均台並みの細〜いスペースに中腰スタイルの猫。

大変ありがたいことに、
クロネコ堂さんからビニ傘をお借りして、残り1時間でマンガアイランドへ行くことにしました。
本当に助かりました……。帰る頃には結構な本降り雨でしたので……。
その節はありがとうございました!


クロネコ堂さんから15分ほどで、マンガアイランドに到着です。
※2018年3月現在、ロッジ マンガアイランドでは宿泊予約は行なっておりません。
※詳細はマンガアイランドのHPでご確認ください。


団子状態の猫たち。
何匹いるのでしょう?
彼らの毛の色からすると、血筋が同じ一族のように見えます。
何かの上に乗っかるのは、猫特有の動作なのでしょうね。
当日は旅行者さんのカーディガンの上に乗っていました。


母猫は自分のお手入れに夢中。
子猫は下に降りたいけど降りれなくて左右に行ったり来たり。


すごいスタイルでお乳タイム。
母親は時短技で子供の毛づくろいです。

雨が強くなって来たので、マンガアイランドの敷地内の散策はあまりできませんでした。
晴れていれば、もう少し猫たちと遊べていたかもしれません。
そろそろ行かなくては……と思っていると、
たまたまマンガアイランドの関係者さんも同じ船で帰るということで、
その場にいた旅行者さんたちと便乗して、車で仁斗田港まで送っていただきました。

本当に猫に会うために行った時間でした。
数時間の滞在でしたが、
島で出会ったみなさんが優しくて心が和みました。
今度は暖かい時期に宿泊で訪れたいと思います。

次回も東北の旅へと続きます。