ヒッコリーウィンド安藤さんの秘密の場所、阿寒湖周辺の沼です。
カヌーを漕ぐ水の音、風の音。音はそれだけ。
周りは木々に囲まれ、カヌーに乗って静かに水の上を移動します。
どうでしょう、こちらの写真。
海外で撮ったんですって言っても誰も日本だとは思わないでしょ?
いや、そんなことはない、と思われてるかもしれませんw
お次の写真も同じ場所なのです。
8月下旬でしたが、水上のためか、かなり寒かった!
登山用起毛ジャケットとフリースと手袋と、、冬の装いでよかった。。
数時間の間でくるくると天候が変わるので、
夏場でも沼地へ入る際には注意が必要です。
ここでも周辺の森の中から動物たちに監視されている気分がしました。
動物には出会わなかったですが、
確かにここの沼地は動物達にとってオアシスなのだと確信しました。
こちらが証拠写真。鹿の足跡です。
ーーカヌーから一旦降りて周辺をガイドしていただくことに。
散策中、鳥の鳴き声も聞こえてきました。
機械的な物を視界から取り除くと、心が無の状態になります。
こういう時間、年にどれくらいあるのだろうか。。
写真では見づらいですが、
灰色になった木が沼の方に向かって倒れています。
倒木更新が成立されるのかどうかは、自然のみが知っていること。
この倒れた木が次の世代へ繋がっていくのだろうか、
何年後にそれがわかるのか、それを私が生きている間見ることが出来るのだろうか、、。
一つの倒木を見てぼんやり考えてしまいました。
幸運なことにこの日も自然動物に出会えた
「おお!クマタカがいるぞ!」
と安藤さん。
確かクマタカの他に別の鳥がいて、けんかしていた模様。
記憶が飛んでしまいましたが、、始終ずっと双眼鏡で追っかけていたので、
写真は3枚しか撮ってません。
上空周辺は何もないおかげでクマタカの飛ぶ姿をしばらく見ることが出来ました。
クマタカは肉眼でも大きいことがよくわかる鷹です。
初めて見たので感激しました。
カヌーの後半にこんな写真が撮れました。
とある日本の場所の形っぽいものがみえませんか??
この写真を撮ったとき、雲の動きが早くて、
陽がさしたり、暗くなったりと、
シャッターチャンスがいつ来るのかと、ワクワクした時間でした。
安藤さんが「おお!竜が見えるぞ!」と。
これが即座にわかった人はツアーのお客さん中、
多分少なかったのかもしれません。
私は子供の頃、家族でドライブ中、寝ながらよく雲を見てました。
いろいろな食べ物や空想に浸っていたことを 思い出します。
※車酔いが激しかったので、この体勢中はいつも雲を見て気をまぎらせていました。
この写真が撮れたとき、一人心の中でラッキー!と思いました。
北海道の自然の中で、思いがけない出来事や動物に出会えることは、
とても幸せなことなのだと。