島根県隠岐郡海士町_村上家資料館(1/3day)

2015年6月12日 PM 14:30

あまんぼうでの観光を終え、
1泊2日のレンタサイクルを申込む。
パナソニックの電動アシスト自転車。
観光協会様おすすめの電動自転車。
起伏のある海士町は、電動が一番良い。

これから用事のため、村上家資料館へ行くことに。
重たいバッテリーは宿泊先へ届けていただくことにした。

海士町観光協会から村上家資料館まで自転車で15分ほど。
途中、急な登り坂は電動自転車で本当によかった。。
諏訪湾を左手に爽快に走る。最高の島ビュー!

地図を時折見ながら走行していたが、
初めての土地なので近くに到着はしたものの、多少迷っていた。
途中地図を確認するため、走行を止めていると、

「どこいくのー?」と、対向から軽トラに乗ったおばさま。
「そこなら、突き当たりの角曲がってすぐ」
「うん、うん。そうそう、あの角ねー。」

親切に教えていただいた。
そういえば、こちらのご婦人、
観光協会から出発してから「第一島人発見」にあたる方だった。
(正確には私が発見された側だが。。)
それから、本当にすぐ。
『村上家資料館』に到着。
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ここは資料館 兼 株式会社 巡の環のオフィスでもある。

次の日に地方創生副大臣が訪問されるとのこと。
宿のチェックインの時間まで、オフィス周りの掃除を手伝うことに。
お友達のOちゃんに数分間の再会。代表の阿部さんとも二度目のご挨拶。
持参した本に阿部さんからサインをいただくことに。

早速、巡りの環のSちゃんにお掃除ポイントを指導いただき、掃除に取りかかる。
私の他に、研修で巡の環で働いている方も一緒にお手伝いすることに。
(Sちゃんは初対面でしたが、とても話しやすい親切な方。)
阿部さんは縁側で遠方とオンライン通信で打ち合わせをしていた模様。
縁側で仕事なんて、、うらやましい。
そうこうしているうちに、立て続けに来客が来られた。

「村上家資料館」のバックヤードを見れて貴重な体験をする。
かまど、高い天井、縁側。全てが重要なもの。
資料館側のお掃除の時、Sちゃんより資料館のプチガイドを受ける。
貴重な資料がガラスケースに入れられている。
貴重な着物の展示もあった。
後鳥羽上皇が御配流され、この土地のお世話人が海士町で豪族であった村上家の当主。
次の日に自然村でガイドを受けて知ったのだが、
豪族であるが故に衰退の最後を送ることになるとはその時点では全くわからなかった。。

一緒にお手伝いをした方も、色々なご縁が重なって巡の環へきたとのこと。
※当日出会ったみなさん、全てが巡の環代表阿部さんからのご縁。

その後、窓ガラス掃除、門の草取りをしていると、
島の高校生がお手伝いにやってきた。
どういったつながりで巡りの環と関わっているのか、
すごく興味深かったので、手伝いながら聞いてみることに。
「部活はヒトツナギ部です」

ヒトツナギ部
旅の直前で海士町のことを調べていたのだが、
海士町唯一の高校、
島前(どうぜん)高校に面白そうだけど、
自治体が取り組むようなことをしている部活があるとリサーチ済みであった。
まさに、ド直球ピンポイントな高校生。

■島前高校の情報はこちら

「私、海士町出身じゃないんです。」
「進路どうしようか考えてる時に、地元の学校進学するの嫌だなーなんて思ってて」
「机の上でこーやって伏せてて、横をなにげに向いたら、島前高校の募集ポスターが貼ってあったんです。」
※学校か、塾だったか忘れてしまいました。すみません。。(m_ _m)
「それで、お母さんに相談したら、いーよって、言ってくれて。」
(ホームシックにならないの?)
「ぜーんぜん!楽しいですよー(笑)」

なんってしっかりした高校生!
彼女のように、島外からの寮生活をしている生徒はクラスに半分くらいとのこと。
若いうちから親元を離れ、地域との関わりに接することを自らされていることに、
私は感心というよりも、自分も頑張らないと!と思えてきた。
ヒトツナギ部と巡の環は当然ながら必然的に関わりのある関係。
「島」だからいろいろなことがコンパクトにまとまっていて、
かつ、面積が小さい分、地域の人々の関わりが非常に濃いことがわかってきた。
(あくまで個人的な解釈。)

かに
さて、突然地面の写真をUPした訳ではない。
よーくみると、地面にカニの足。写真はないが、甲羅も落ちてた。
地面に食べかけのカニ残骸?まさか。
すごく謎だったので、Sちゃんに聞いてみた。
「あー、それ、カニです。その辺よく歩いてます。」

海士町にはカニが生活している模様。

資料館前のお手入れ、掃除が終わり、
海士町内に夕方時報の島のメロディー。
そろそろお手伝いも終わり、縁側でご褒美のアイスをいただく。
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巡りの環オフィス内の縁側
ちょっと一息つきながら、いろいろと海士町女子トークに参加することができた。

帰り際、阿部さんより依頼していたサインの入った本を受取り、
巡の環を後にした。

自転車で数分。今回お世話になる宿、なかむらへ向かった。


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