ヒッコリーウィンド・鶴居村最終日 in 鶴居村

2015/8/26

目次
▼音羽橋
▼なごやか亭で食べたエンガワ

◆音羽橋
ヒッコリーウィンド最終日。
午前のガイドツアーが最終となりました。

安藤さんの赤いバイクが置かれているお部屋ともお別れです。
バイクに乗って旅が出来ればなぁと、滞在中に思ったり。

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ガイド中にレンタルしたスワロフスキー・オプティック社の双眼鏡。
双眼鏡自体、あまり使った経験がなかったのですが、
こちらのメーカーの双眼鏡はかなりクォリティが高いようです。
他のメーカーは使用したことがないので、
多分他のメーカーでは物足りなくなるかもしれません^^;
ちなみに、アクセサリーのスワロフスキーと同じですが、
元々軍用の光学機器を作っていたオーストリアのメーカーとのこと。
どうりで見えすぎちゃうくらい見えてたわけか。。
数日のお供だったけど、妙に愛着がわいてきました。
ちょっと頑張れば一番価格の低い物が手に入るようなので、
いつかは手に入れたい双眼鏡です。

さて、本日の鶴居村周辺の車での探索。
車を降りてバードウォッチングや草花をみたり。
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かわいい野鳥も双眼鏡でバッチリみれました。
ガイド中に何かの鳥がいたそうですが、、
同じツアーに参加していたにもかかわらず、私はみることができませんでした。。
鳥も動いているので、じっとはしていません。

こちらは音羽橋(おとわばし)。
鶴を見るために6億円の費用を書けた橋です。

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左がタンチョウ観測用の橋。車道ではありません。
1月から3月にタンチョウの写真をとるため、4列に並んで写真を撮るそう。
タンチョウも気になるけど、カメラマン達の撮影風景を見てみたいです。

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タンチョウはいませんが、カメラビューはこんな感じでしょうか。
鳥の声は聞こえましたが、なかなか姿を見ることは出来ませんでした。
最後は動物は見れないかなと思っていました。

ですが、またまた最後にミラクル発生!
※ヒッコリーミラクル?滞在中は何度このミラクルに遭遇したことか。

「お!こっちに向かってクマタカが来るぞ!!」と安藤さん。
双眼鏡を覗き込みながら、皆が注目している方向と真逆の方向を見ています。
(えーーどこどこーー?)
と思ったのもつかの間、
「今こっちに来る!」
数秒後に向こう側から羽を広げたクマタカが飛んできました!
(安藤さんがクマタカを呼んだとしか思えない!)

低空飛行で音羽橋に向かって、私たちの頭上を飛ぶのかと思いきや、
そのまま低空飛行で音羽橋下を飛行。

クマタカ かっこいいぞ!!
初めて肉眼でタカが羽を大きく広げて飛行する姿をみました。

あまりにも突然の出来事で、シャッターチャンスを逃してしまいましたが、
思い出に残る良い瞬間でした。

同行していたフォトグラファーのなみちゃん、
車の中でクマタカを見事にカメラに収めていました。
川の水面とクマタカの羽の模様がマッチしていてかっこいい写真をみさせていただきました。

◆◆なごやか亭
北海道民ではおなじみの回転寿し店。
ツアーの終わりに、全員で「なごやか亭」でお昼です。
残念ながら、写真を撮っていませんが、
私の好きな「エンガワ」をもれなく注文。
やっぱり北海道で食べる海鮮は美味しい!
安藤さんに「他に注文したいものとか好きなネタありますか」と聞かれ、
「やっぱりエンガワで」と言ったところ、
「本当にエンガワ好きなんですね(笑)」と。
※何事にも「好き」にこだわる私です。。

「それなら、エンガワの炙りにしてみます?」と安藤さん。
「え?炙りなんてあるんですか?」と前のめりな私。
「炙りも美味しいですよ」
「炙りにします!」

エンガワの炙りがまもなくしてやってきました。
これがまたとろけるような食感!
あっという間にとろけました(笑)。

※札幌の実家に帰り家族にこのことを話すと、
なごやか亭の本店は釧路とのこと。
それはおいしかったでしょ〜と羨ましそうに父が話をしていました。

お店の壁に貼っていた
「釧路女相撲大会」のポスター。
ツアーの名残で余韻に浸っていましたが、
店内の壁を見ると視界に入ってきまして。。
そこから気になって仕方ない。
後日検索したところ、毎年9月の恒例行事で神社の奉納相撲のようです。
釧路は自然だけでなく、相撲の行事があるなんて知りませんでした。

釧路駅までは安藤さんに車で送っていただきました。
北海道の自然のこと、いろいろとお話を聞かせていただきました。
北海道の自然に興味があるなら、北海道ネイチャーガイドの勉強をすると知識は深まりますよと。
試験を受けなくても、沢山知ることが出来るし、趣味でするのも楽しいですよと。
滞在中、ヒッコリーウィンドでしか体験することのできないことが沢山でした。
歴史の話、民族の話、自然の話、ヒグマの話、写真の話。。
ヒッコリー滞在中、偶然にして出会った方々。
4日間で沢山のことを思ったり考えたり。。
安藤さんと釧路駅でお別れのご挨拶際、暖かい手で握手をさせていただきました。
握手に始まり、握手で終わる。
ヒッコリーウィンドの安藤誠さんという、素晴らしいガイド・写真家に出会い、
またヒッコリーウィンドという場所を訪れたい、そんな気持ちになりました。

釧路駅から札幌へ向かう高速バスの中、
畑をぼんやり見ていたら、
キタキツネらしきネコのような。。たぬきのような。。
目を凝らしてみると、やっぱりキタキツネでした。
(高速移動中、二度見で凝視して確認!)

奇跡はどこで起きるかわかりません。

==Special Thanks!==
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