利尻島リベンジの旅〜島食のフィナーレは、「うにめし丼」でした〜

2017年06月16日〜2017年06月18日

2017年06月18日(日)

利尻島の旅もあと数時間で終わりです。
2泊3日は長いようで、あっという間です。
実質2日間ですしね……。

まだまだ帰りの時間までたっぷりありますので、
前日の熱中症で満足に食べれなかった、「うにめし丼」を求めて丸善へ。
今度はバッチリ食レポできます!

コスパ高!丸善の「うにめし丼」は必須です!


訪れたのは、鴛泊フェリーターミナル2F「丸善」さん。
こちらが、うにめし丼定食(1600円)です。
”定食”はお漬物など、小鉢系が付き、
単品のうにめし丼はお漬物なしです。

どうですか!絶対美味しいこと間違いなしのうにめし丼!
口コミでもコスパ高と評判です。

ご飯は炊き込み系でした。
「うに」と「いくら」の夢のコラボ♪
香りもウニ感たっぷりです。
今まで食べた中で、一番美味しい「うに」メニューだと私は思います。

前日に対応いただいた店員さんが、当日もいらっしゃいました。
店員さん曰く、前日の私はお店に入るあたりから、顔が真っ青だったそうです。
確かに、好天気で日差しも強めでした。
帽子も自転車の走行の邪魔になっていたので、
途中から脱帽していたのが良くなかったのかもしれません。

「本当に具合が悪そうだったから、心配してたのよ。元気になってよかったですね!」と店員さん。
こういう小さな会話は旅人にとって、嬉しいものです。
これから夏休みシーズンにかけて、観光客で賑わうとのこと。
旅のタイミングが違っていたら、お店での会話はなかったかもしれません。

旅の思い出に手作りベーカリーはいかがでしょう?おかだ菓子店

宿に戻り、他のゲストさんと会話を楽しんでいました。
なんと、パン屋さん情報を入手!
島のパン屋さんは気になります。
宿から近いということで、早速買い出しに行きました。(相変わらず忙しい……)


「おかだ菓子店」さん。
ちなみに利尻島にはパン屋さんが2件あるそうです。


店内は、キャラクターパンや、惣菜パン、おしゃれなパンが並んでいました。
先客に親子がいましたが、なかなか会計までに時間がかかっています。
どうやら家族のことも考えて色々吟味している様子。
私はひとまず定番のパンに限定して、素早くお会計です。
その間、お客が3人くらい入ってきたので、
ナイスタイミングでした。
札幌の実家の手土産として持ち帰ることにしたので、
形が整っているうちに、記念撮影。
全てクリームパンです。
キャラクターパンは大人も楽しくなります。
旅から帰った後も、島旅を思い出しながら家族と食べました。
美味しかったです♪

最終日もゆっくりくつろげる、うみねこゲストハウス


うみねこゲストハウスの談話室で、バス時間までひとりで待機です。
当日は小学校の運動会でしたので、
うみねこゲストハウスのファミリーは不在。
私しかいない談話室は、初夏の風が吹き、居心地が良いです。
ちょっとだけ仰向けになってゴロゴロ。
とても贅沢です。


民族楽器のコーナーあり、本棚あり。
個人的に本好きなので、
書棚が充実している宿はお気に入りです。
自然関連の専門雑誌、旅、北海道、島など様々なジャンルがあります。
本をパラパラ見ていると、宿のトールさんが戻ってきました。

「外からたっきー見ると、宿の人みたいだったよ〜。」
旅人が宿の人って言われると、なんだか嬉しいです。

トールさんは、利尻島でガイドをされており、
北海道アウトドアガイドの資格をお持ちです。
福岡出身で、利尻島へ移住する前は東京で働いていたそうです。

「都会の中、スーツ姿で走り回っていたよ〜。ほんと、よく働いていたなぁ〜。」
でも、どうして北海道へ?
「道は広いし、自然もあるし、やっぱり北海道がよかったんだよね。」
とトールさん。
私は北海道出身なので、
夏は短く、冬は寒すぎる北の地は、子供の頃から嫌でした。
雪が積もれば自転車に乗れない、スニーカーも履けないなんて、
雪の降らないところの人に比べると、人生の半分は損をしているまで思ったくらいですから。

前の年、かなこさんとの会話で、
冬の利尻山も綺麗なんですよ〜、とお話されたことを思い出しました。

トールさんもかなこさんも、道外の出身です。
厳しい冬の寒さを知りながら、北海道の移住を決めたのですから、
道産子的には本当に尊敬します。

合格が難しいとされる、
北海道アウトドアガイド資格の「山」と「自然」の2種類を取得されています。
私も自然には興味があるので、資格までとは行きませんが、
「資格」の前のステップである「検定」試験のテキストを購入しました。
範囲が広すぎて、普段自然に慣れ親しんでいない者にとっては難易度が高いです……。
資格試験の苦労話も伺い、とても勉強になりました。


宿を出る前に、トールさんに撮影していただきました。
なかなかいい表情!手を振る先には誰もいませんが(笑)。


あっという間の2泊3日の旅。
とても忙しいスケジュールでしたが、
思わぬところで熱中症にかかったり、
合間にゆっくりとした時間もあり、出会いもあり、
密度の濃いひとり旅となりました。
飛行機から眺める利尻山は少々ご機嫌斜め。
やっぱり気まぐれな島だなぁと思いながら、
曇りの中、利尻島を後にしました。

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★Thanks!UMINEKO GUEST HOUSE’s Familly!★
うみねこゲストハウス:https://www.rishiriumineko.com/
利尻・島ガイドセンター:http://www.rishiri-shimaguide.jp/index.html