利尻島リベンジの旅〜時短でも十分♪夕方から楽しむ利尻〜

2017年06月16日〜2017年06月18日

2017年06月17日(土)

ポン山登山を終え、これからの予定をどうするか。
温水プール遊泳館の外にある、足湯に浸かりながら計画をしました。
しかし、残念なことに熱中症にかかってしまい、
楽しみにしていた鴛泊港にある「丸善」のうにめし丼はテイクアウトすることに。
うみねこゲストハウスに戻り、体調が回復するまで部屋で休んでいました。
※前回までのお話はこちらです。

地上からの眺めも絶景!利尻山


2時間後。完全ではないですが、私の体調は回復してきました。
持ち帰りした「うにめし丼」をいただくことにします。
ご飯が冷めてしまいましたが、美味しいうにめし丼でした。
※翌日再チャレンジしたので、その詳細レポートはまた後日に。

すでに16時を回っていたので、当日の島1周は断念するしかありません。
宿から沓形(くつがた)までなら、暗くなる前には帰ってこれそうです。
ということで、サイクリング再開です!

左手に利尻山を眺めながら、爽快に自転車を走らせます。
移動中、草が広がる場所に黒い岩がゴロゴロと転がっていることに気がつきました。
利尻山は噴火でできた山です。
元は火山だったということが、この写真からお分かりになるかと思います。


鳥の鳴き声が聞こえてきました。
前方に鳥発見!
何とか至近距離まで撮影できました!
拡大して見ます。


足が長い!何という鳥でしょう?
後日調べると、おそらく「イナバヒタキ」です。
留鳥なのか、渡り鳥なのか、イマイチつかみ所がありません。
少しの間でしたが協力してくれて、とても嬉しかったです。
※途中、利尻島で有名な乳酸飲料のお店を通りましたが、後ほど。

意外な組み合わせ⁈利尻山への「愛」が込められた、こだわりのスイーツ


沓形港に到着です!「どんと物産店」閉店時間ギリギリです。
時間がありません!急がなくては!
私は、お目当のスイーツをいただきたいのです!!

あれ……何だか人の気配がない様子。
もしかして今日は店じまい?と思いましたが、
お店は開いてました!


「愛す利尻山」(500円)。
トッピングに乾燥ウニと昆布、昆布の塩、
手作りの昆布スプーンでアイスをいただくのです。
周りの余計な被写体は写さず、あえてアイスのみを撮影しています。

じっと見ていても、味は想像つかないと思います。
早速いただきます!


あら意外!これはやみつきになる美味しさ♪
実は利尻島好きの友人からおすすめされていました。
正直なところギリギリまで食すかどうか、迷っていました(ごめんなさい笑)。
アイスに色味が増し、各素材の良さが生きています。
昆布の塩と昆布スプーンは特許を取得、
商品開発をされた方の熱意を感じます。


ちゃっかり自分用に「昆布からのお塩」を購入。

アイスを食べながら、店員さんと色々お話しさせていただきました。
「利尻山の神様が蛇を嫌っているから、あの山には蛇は住めないと言われててね。
だから利尻山には蛇がいないのよ。」
どの山にもいそうな生き物ですが、意外でした。
でも、利尻島のマスコットにもなっていますが、
シマリスはいるのです。
島まで泳いできたのでしょうか?
※明治時代に1頭のクマが泳いで島に渡ってきましたが、到着した直後に撃たれてしまいます。
謎は深まりますが、今後の宿題にします。
閉店時間をオーバーしたにも関わらず、優しい店員さんと利尻トーク、楽しい時間でした。

利尻の飲み物はこれ!定番の「ミルピス」



利尻島では有名な「ミルピス」。
先客がいらっしゃって、しばし待機です。
どうやらお店のお母さんが一人で切り盛りしている様子。


視界に広がる掲示物が色んな意味で新鮮です。
これだけたくさんあるのに、何一つ情報が頭に入ってこない(笑)。


ようやくミルピスを注文です。
登場してきたのは、ミルピスとその「あて」に、数本のかっぱえびせん。
甘さはそれほどなく、あっさりした感じです。
もう一本いただきたかったのですが、
熱中症の病み上がりのため、やめておきました。

利尻の夕日を見逃さないで!「夕日ヶ丘展望台」


前日は想定外の霧。今日もまたこの場所に来ました。
日の入りは19時10分台でしたので、なんとか間に合いました!
こちらの写真は展望台の途中の場所から。
先客が何人かいたので、頂上に行くのはやめて、
ここで夕日を撮影することにします。
カメラの準備をしていると、
「ココハ、イチバンキレイニユウヒガミレマスカ?」と外国人の方から話しかけられました。
間違いなくここではなく、展望台の頂上で見た方が良いに決まっています。
直ぐに上まで行って見た方が良いですよと伝えました。


19:15の風景。

19:18の風景。

19:22の風景。

旅行中で当たり前の自然を感じることをいつも楽しみにしています。
私の場合、日常で太陽を感じる時間は数分。
それよりも、気にするのは時間ばかりです。
旅先で自然風景を見ることで、生きている感覚を取り戻した気分になります。
非日常体験が本来の日常なのだと。
利尻島の旅で見た最初の夕日。
いつかまた来るときは展望台の頂上で見たいと思います。

次回も続きます。